病気や怪我、事故は
いつ、誰に起こるか分からない

エンディングノートを書いたら「生」に執着するようになるとよく言うが、生死をさまよう体験をすると、その直後に強烈に「生への執着心」が湧いてくる。

私は25歳のとき、アルゼンチンで首絞め強盗に遭い、運良く助かったものの首の怪我で2週間は固形物が飲み込めず、その事件以来、現在まで15年間ずっと背後が怖い。そのため、カフェなどではできるだけ角席に座るようにしている。

 

死の危険はある日突然やってくる。病気や事故などがいつ自分の身に襲いかかるのかは全く予測ができない

「自分の大事な人たちを悲しませることなく大切にしたい」
「いつかマイホームを建てて子どもたちと住みたい」
「いつかキリマンジャロを登ってみたい」

自分がやりたいと思っていることがあっても、突然の病魔や事故でできなくなる可能性はいつでも誰の身にも起こりうること。特に海外に行けば、日本にいるときの何倍ものリスクが増えて当然だ。

でも、それを予め予測して対策をしたり、突然のハプニングの際にどうすべきかを準備しておくことはできると思う。

首絞め強盗に遭ったアルゼンチンのブエノスアイレス。写真提供/歩りえこ