2021.10.07
# エンタメ

新たにMC番組2つスタートの「指原莉乃」“エスカレート”するテレビの要求に応えられるか?

木村 隆志 プロフィール

インフルエンサーとしての期待

あらためて今年新たにスタートした番組を見ていくと、まず『ゼロイチ』は若年層視聴者の獲得を目指し、スピード感を重視した情報バラエティ。前番組『メレンゲの気持ち』と比べると出演者も放送内容も大幅に若返り、生放送の臨場感を生かしたクイズやプレゼント企画なども行われている。

つまり指原は、「松丸亮吾や若手俳優らの若い出演者たちを束ね、臨機応変さが求められる生放送でのトークを先導し、その上で若年層視聴者を獲得しなければいけない」という立場。他番組と比べると負担は格段に大きいのだが、制作サイドは「だから指原しかいない」「彼女ならやってくれるのではないか」という期待を寄せている。

指原なら「やってくれるのではないか」/photo by gettyimages

『超無敵クラス』で指原とともにMCを務めるのはアラフォーのかまいたち。20代の指原は10代の若者たちを理解し、年上世代との橋渡しを期待される中間層だが、実際のところジェネレーションギャップは大きく、特番時代は「知らないんですか?」とおばさん扱いされるシーンがあった。

もちろん制作サイドは、そんなやり取りで生まれる笑いや、新たな指原の姿を引き出すことを計算しているはずだ。しかし、指原本人にしてみれば、この番組は「若者にとってのインフルエンサーでい続けられるのか」という試金石でもある。

 

『100%!アピ~ルちゃん』は、「困ったときの指原莉乃」という起用。TBS系の月曜22時代はバラエティ枠になった2017年1月から、『好きか嫌いか言う時間』『ペコジャニ∞!』『1番だけが知っている』『CDTVライブ!ライブ』『教えてもらう前と後』と低視聴率続きで、次々に番組を変えてきた負の歴史がある。

指原とコンビを組む麒麟・川島明の2人に期待されているのは視聴率の獲得にほかならない。これまではトークの上手さやリアクションのよさなどを買われた起用が多かったが、視聴率を問われる立場に変わってきたのだ。

特にインフルエンサーとして「若年層視聴者を連れてきてほしい」という期待感があり、13~49歳のコア視聴率獲得の使命を担っている。

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