今の就活生を悩ませる「ガクチカ問題」…「学生時代に力を入れたこと」にどう答えるか?

「学生時代に力を入れてきたことはなんですか?」就職活動中、最も多く聞かれる質問のひとつが、通称「ガクチカ」である。ただでさえ答えづらい質問だが、今の就活生は学生時間の半分以上をコロナ禍で過ごし、学生生活を満足に過ごせていないという人も多い。そんな就活生は、「力を入れてきたこと」についてどう答えるのか?自身も就活真っ只中の大学生ライターがまとめる。

学生生活の半分以上が「自粛」

近年就職活動は早期化の一途をたどる。多くの学生が大学3年生の夏のインターンなどに応募して、早いケースでは大学3年生の冬くらいには内々定をもらうことも珍しくなくなってきた。

また、いわゆる「通年採用」も徐々に浸透してきていて、「就活解禁」「新卒一括採用」という概念も崩れてきた。自由が広がるのはいいことだが、選択肢が増えるぶん、早めの準備をしないと希望する企業に入れないと思うと、焦りは募る。

写真はイメージ/photo by istock
 

そこに押し寄せてきたのが、新型コロナウイルスだ。対面での授業やサークル活動などが著しく減り、情報を共有できる友達も少ないために不安が増大する。よって今の大学3年生は、例年の就活生以上に就職に対して焦っている印象が強い。

そんな中、今大学3年生として就職活動をしている筆者自身も大きく困っていることがある。それが、「ガクチカ」である。

ガクチカとは「学生時代に力を入れてきたことはなんですか?」という就活ではよくある鉄板の質問である。学生時代に一体どんな活動をしてきたのか、経歴を残してきたのかを、企業側がざっくり探りを入れてくる質問だ。

しかし、今就活を本格的に始めている大学3年生は学生生活の半分以上の期間において「自粛生活」を強いられており、サークルはおろかゼミも思うように活動できていない。

2019年に大学に入学した筆者は、最初の1年間はサークルや学園祭のイベントに参加できたものの、2年生になった矢先に活動の制限がはじまった。

そこから半年は、サークルにおいて対面での活動は一切許されず、大学3年生でゼミに入っても、まだ同期とはオフラインで数回しか顔を合わせていない。大学生活の半分以上を自粛生活で過ごしたまま、「就活生」と呼ばれる年次まで来てしまった。

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