10/15より配信がスタートするFODドラマ『私の正しいお兄ちゃん』。主演を務めているのは、今、注目度急上昇中の個性派俳優・古川雄大さんだ。ユネスコエコパークにも指定されるほどの自然豊かな長野県の山村から、芸能界を夢見て上京。そこからミュージカルスターへと登り詰め、さらに俳優としてもブレイク。そのシンデレラボーイのような軌跡と、主演ドラマへの意気込みを伺った。 

きっかけはジャズダンスだった

古川雄大さんが生まれ育ったのは自然豊かな長野県の高山村。「家の隣が山だった」と言うほど芸能界とは無縁の環境から、一体何がきっかけで俳優を目指すようになったのだろう?

「もともとはテレビが大好きで、学校から帰ったらいつもテレビをつけていました。ドラマも好きでしたし、漠然と芸能界に興味はあったんですけど、大きなきっかけはダンスを習ったことです。テレビで踊る人たちを見てカッコいいなあと憧れて。自分もやってみたいなと、中学2年のときにジャズダンススクールに通い始めたんです。そこで“表現”というものに触れて虜になりました。ちょうどそのスクールに芸能界を目指している先輩がいて、彼から刺激を受けて、踊りだけでなく歌やお芝居というものにも関心を持つようになっていきました」

撮影/山本倫子
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父親が野球部の監督だったこともあって、それまでは野球に打ち込んでいたという古川さん。野球部を辞めて新たに始めたダンスだっただけに、反対はされなかったのだろうか?

「母親は別に『習いたいならいいよ』という感じでした。父親はやはり、野球部を辞めるということだったので反対だったと思うんですけど、とくに何も言わなかったです。僕がやりたいことならと、我慢してくれていたんだと思います。だから最初は何の反応もなかったんですけど、発表会は見に来てくれていて。そこで、僕が頑張ったものが作品として完成しているのを見て少しずつ温度が変わってきて、『頑張りな』って前向きな言葉をかけてくれるようになったんです」