株安で大荒れの「海外市場」に引っぱられにくい「底力のある日本株」7銘柄

日経平均5日続落でも負けない
宇野沢 茂樹 プロフィール

アマノ(6436)

相関係数:米国株0.11、中国株-0.13

輸出比率は35%と高めの同社だが、海外株式市場との相関係数は意外に低い。主力のパーキングシステム事業はコロナ禍の長期化で低迷中だが、最悪期は通過したとみてよいだろう。

22.3期1Q(4-6月)の営業損益は9.2億円の黒字(前年同期は0.8億円の赤字)に浮上した。ワクチン接種の普及が進む下期にかけては、国内駐車場市場の緩やかな回復が期待できる。

また、情報システム事業においては大きな期待材料がある。中小企業向けの改正労働基準法が2023年4月にも新たに施行される見通しだ。中小企業の労務管理システムの導入が進むとみられ、株価は業績の本格回復を織り込むきっかけとなりそうだ。

 

山九(9065)

相関係数:米国株0.11、中国株-0.19

製鉄所のメンテナンス市場で強固なポジションを確立している。会社側は22.3期の経常利益を前期比12.8%減(305億円)に減ると見込んでいるが、十分な上積みが期待できそうだ。期初段階における同社は、決定している案件のみで計画を策定する傾向があるからだ。

また、1Q(4-6月)の経常利益は前年同期比1.2%増の87.1億円となり、4-9月期(上期)計画に対する進捗率は58.1%と高い。期中で上方修正される可能性は、今期も大きいと考える。

主要顧客の鉄鋼や化学で生産回復が進んでいる点にも注目だ。前年に抑制された生産設備の修繕、設備工事などが期中に発生する可能性も高いとみている。

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