株安で大荒れの「海外市場」に引っぱられにくい「底力のある日本株」7銘柄

日経平均5日続落でも負けない
宇野沢 茂樹 プロフィール

ゴールドウイン(8111)

相関係数:米国株-0.15、中国株-0.17

冬物アウターの定番ブランドでお馴染みの「ザ・ノース・フェイス(TNF)」が稼ぎ頭だ。

スポーツウェアを普段着に取り入れたアスレジャー(アスレチックとレジャーを組み合わせた造語)のトレンドはいまだ健在だ。外出自粛やインバウンド需要の減少が痛手となったが、風向きが変わる期待は大きい。

22.3期1Q(4-6月)の営業損益は11.4億円の黒字(前年同期は4.8億円の赤字)に転換しており、すでに業績には底打ち感が台頭している。在庫管理の圧縮や販売ロス率の向上が進んだ点にも注目したい。試練のなかで効率的な販売体制を構築したことは、今後の上積み要因につながろう。

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エービーシー・マート(2670)

相関係数:米国株-0.12、中国株-0.29

靴小売専門店で国内最大手。22.2期1Q(3-5月)の経常利益は前年同期比3.1倍の86.5億円に急拡大した。3-8月期(上期)計画に対する進捗率が63.4%と高い点も評価できる。

旅行や帰省などの移動自粛の動きが緩和されれば、新しい靴の一足も欲しくなるところだ。下期以降はさらなる巻き返しが期待できるだろう。コロナショック後の株価は5500円〜6500円の範囲を往来している。下限付近では配当利回りの妙味も、株価が高まる狙い目となるだろう。

一方、上限突破には新たな成長シナリオが必要だ。着々と準備の進む、東南アジア市場への進出に注目している。

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