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河野太郎陣営が、意外にも「残念な敗北」で終わったワケ…背後で暗躍した政治家たち

政治方針の「中途半端さ」が敗因か?

意外にも伸び悩んだ河野氏

河野太郎ワクチン担当大臣、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務大臣そして野田聖子幹事長代行の4人が出馬した自民党総裁選は9月29日午後に都内で行われ、第27代自民党総裁は大勢の予想通り、2度目の投票で岸田氏に決定した。だが1回目の投票結果は、プレスルームで見ていた記者たちをどよめかせた。1回目投票で“本命”であったはずの河野太郎ワクチン担当大臣の票が予想以上に伸びなかったからだ。

自民党総裁選に出馬した4人の候補者たち[Photo by gettyimages]
 

“対抗馬”の岸田氏が146票の議員票、“ダークホース”の高市氏が114票の議員票を獲得したのに対し、“本命”の河野氏が獲得したのはわずか86票に過ぎなかった。その結果、党員算定票を含む河野氏の得票数は255票となり、岸田氏の256票を1票差で下回ることになってしまった。「国民に人気絶頂」のはずの河野氏が、第1回目の投票でまさかの2位に転落したのだ。

なぜ河野氏は議員票を86票しか獲れなかったのか。総裁選開始の1時間前に総裁選会場のホテルの別室で開かれた総決起大会には、代理出席を含めて90名を超える国会議員が参加した。しかしこのうち何人かは「河野太郎」と書かなかったということになる。

「私も含めて第1回目で1位になると考えていたから、2番手になってしまうということは今回は完敗に近いと受け止めている」

河野陣営の小泉進次郎環境大臣は地元局のTVKにリモート出演し、厳しい表情でこう述べた。

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