2021.09.30
# 相続税

年収800万の50歳男性、相続で「2100万円」必要に…借金にまで追い込まれたワケ

「自分は財産を守れるのか…」

「土地の相続は3代までって本当なんですか?」

福岡市在住の清水大貴さん(50歳・仮名、以下同)は、そう尋ねながら、将来、いつかは発生する父親の相続のことが不安でなりません。

「果たして自分は相続する財産を守っていけるのだろうか…」

清水さんに限らず、こうした不安を抱えている方は少なくありません。結論から言えば、何も手を打たなければ、相続を重ねるごとに資産は縮小しますが、適切に対処すれば今の状況で次の代に引き継ぐことも可能です。清水さん事例は、まさにそれがよくわかる例と言っていいでしょう。

〔PHOTO〕iStock
<大貴さんの家族構成>
父親:孝さん(78歳)
※母親は一昨年に他界
妹:貴子さん(48歳)
弟:俊一さん(45歳)

清水家は福岡市内の人気エリアに、大きくはないですが複数の土地を所有する地主です。

自宅以外の土地は、駐車場や借家として貸し出しており、父親の孝さんは賃料収入で悠々自適に暮らしていました。

東京や大阪には及ばないものの、福岡市内もエリアによっては土地の価値が上昇しており、中心街はどんどん再開発が進み、さらなる発展も期待されています。

 

清水家では、これまで相続が発生するたびに、生命保険なども活用しながら相続税をなんとか納税してきましたが、それだけでは足りない場合は、所有する不動産を売却してきました。相続の都度、所有する不動産が減ってきているわけです。

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