「物言う株主」に戦いを挑まれたユニデンHD、経営陣から“創業者一族”が消えたワケ

証券界に衝撃

「物言う株主」であるアクティビストは、弱味を抱えた企業に取りつき、配当や自社株買いを迫って余剰利益を吐き出させ、短期収益を上げると逃げ出すイメージから「ハゲタカファンド」と、誹られることが多かった。

今、そのイメージは大きく変わった。コーポレートガバナンスの確立が経営陣に強く求められ、社外取締役の役割が増した今、アクティビストが新しいガバナンスの在り方を株主の立場からチェック、企業価値の向上につなげる役割を担うとして、積極的に評価されるようになった。

写真はイメージ/photo by iStock
 

ユニデンホールディングス(HD)という東証一部上場企業がある。無線機器通信の中堅メーカーとして知られるが、同社が9月30日、「臨時株主総会開催日程及び会社提案による付議議案の決定、並びに監査等委員会設置会社への移行に関するお知らせ」というタイトルのIR(投資家向け広報)を出し、証券界に衝撃を与えた。

その8日前、「リムジャパンイベントマスターファンド(リムジャパン)」が、11月19日開催予定の臨時株主総会に向けて会社側に対して行なった株主提案を、結果的に受け入れたことになっているからだ。

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