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非ネイティブでも戦える! 万人に効く英会話訓練法を伝授します

英語はシンプルでも通用します(前編)
技術英語のスペシャリストにして、ベストセラー『会話もメールも英語は3語で伝わります』の著者が、より高いレベルを目指したい方々のために、最短・最強の英語学習法を公開する現代新書の最新刊『シンプルな英語』。
発売を記念して、著者の中山裕木子氏が、
非ネイティブでも英語をしゃべれるようになるための「戦い方」を伝授します!

非ネイティブにとって英語は「プレゼンテーション」

非ネイティブにとって英語を話すということは、一種のプレゼンテーションだ。周到に準備をし、「英語を話せる自分」を作り込む。そう、英語はまさに「闇練」なのである。

何から行えばよいか。英語に限らず、何かのプレゼンを行う際には、まずは「何を話すか」を考える。そして原稿を作成する。届けたい聴衆に対してメッセージが伝わるように原稿を作り込む。

英語で話す場合も同じだ。何を話したいのか、何が話せるのかをまずはしっかりと考える。この作業は、日本語でじっくりと行うとよい。聴衆がどのような情報を求めているかも合わせて考えながら、話したい内容のストーリーを考える。

英語はプレゼンテーション(photo by iStock)

何を話すかが決まれば、それを英文にする。「主語S」と「動詞V」を使って、ブロックの組み立てのように、英文を組み立てる。シンプルな英語の2章~5章で詳しく解説した方法で、英文の骨組みを作り、さらには細部までを精密に表現する。

つまり、主語Sと動詞Vほかのブロックを並べた上で、時制や助動詞で動詞を強化し、冠詞や前置詞といったアイテムを駆使して、細部までを厳密に表すのだ。

「話したことがある」話題を増やす

はじめはじっくりと書き出して英文を組み立てるとよい。原稿ができあがれば、それを使って実際に口に出して発話を練習する。具体的な発話の練習方法についてはのちに説明するが、何度も発話しているうちに、原稿を覚えてしまうだろう。

そうしてできあがったスピーチは、いつでも自分で話せる話題として、頭の中にしまっておくことができる。関連する話題が出てきたとき、ストックしておいた英文を頭の中から取り出し、話すことができる。慣れてくれば、事前に書き出して準備をしていない話題も、その場で追加をして話すことができるようになる。

そして「作成したことがある」「話したことがある」話題が増えていくことで、英語を話すとき、相手のペースに乱されずに、自分の話題を話し続けることもできるようにもなる。ゆくゆくは頭の中で英文を組み立てられるようになり、それが早くできるようになったとき、「英語が話せる」ということになる。

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