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中国発「世界大不況」はあるか…巨大不動産企業「中国恒大集団」デフォルト危機の"深層"

デフォルト危機

9月20日の週、世界の金融市場では一時、中国恒大集団(エバーグランデ)のデフォルト懸念によってリスクオフが進む場面があった。

特に、20日には、同社の社債利払いが実施されずデフォルトが発生するとの懸念が高まり、世界的に株価が下落し、米国などで非投資適格(ジャンク)級社債の価格も下落(利回りは上昇)した。

21日以降は中国共産党政権が何らかの救済措置をエバーグランデに実施し、中国経済全体に深刻な打撃が波及する展開は食い止められるとの観測が増えた。

〔PHOTO〕Gettyimages
 

そのため、リスクオフは続かなかった。

その上で、22日にエバーグランデが人民元建て社債の利払いを行ったことが株式投資家の安心感を高めた。

ただ、利払い実施=エバーグランデの債務危機の解決と考えるのは早計だろう。

エバーグランデのドル建て社債価格の推移を確認すると、価格は下落トレンドを続けている。

最終的にエバーグランデの債務問題に決定的影響を与えるのは、共産党政権のさじ加減ということになる。

破綻リスクを過小評価するのは適切ではない。

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