2021.09.30
# ビジネス

「月100時間のサービス残業」なんてやってられるか…!食品メーカー勤務30歳の「怒りの大逆襲」

大学を卒業後食品メーカーである甲社の総務部で商品管理の業務を担当しているA谷さん(30歳・男性、仮名、以下同)。

新型コロナ感染拡大に伴い扱っている冷凍食品やチルド食品の需要が急増、テレワーク下で月100時間にも上る残業をこなしていたのだが、2ヶ月連続で残業代が1円もつかず、上司のB中課長からもそれについて説明がないことは<【前編】「月100時間の残業」なのに「残業代ゼロ」!?…食品メーカー勤務30歳の「衝撃と怒り」>で詳述した。

A谷さんは思い切ってB中課長に直談判をすることに。果たして残業は認められるのだろうか……。

「こんな会社辞めてやる!」

いよいよ頭にきたA谷さんは次の日、B中課長の業務用携帯に電話をかけ、残業代の件を訴えた。しかしB中課長は冷たい声で、

「君、知らなかったの?テレワークの場合は、9時から17時まで勤務とみなして労働時間を計算するから残業代は出ないんだよ。だいいち、会社と違って部下の働いている様子を常に見ているわけじゃないから、ちゃんと働いているかどうかの把握なんてできないよ」

と言った。

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B中課長は「テレワークをしているA谷さんは『事業場外みなし労働時間制』を適用できる」と勝手に判断し、給料を計算する部署にA谷さんの残業を申告していなかったのだ。あきれたA谷さんは、残業代が出ないのなら自分の担当している仕事量を減らし後輩たちに振り分けてほしいと頼んだが、B中課長は、

「えっ? 彼らにこれ以上仕事を与えたらたちまちパニックになっちゃうよ。君は3人の中でいちばんのベテランだし、そもそも能力が高いのだから、もっと創意工夫して働く時間を減らすように努力すればいいじゃないか」

と突き放した。A谷さんは、2人とも定時で仕事が終了していることを指摘し、簡単な書類の作成だけでも分担できるはずだと食い下がったが、B中課長はそれすら認めなかった。

B中課長の対応にブチ切れたA谷さんは、仕事が忙しすぎて昼休みもろくに取れないせいで銀行や役所に用足しに行けないことをぶちまけた。するとB中課長は、

「私は君に昼休みも働いてくれとは一言も言ってない。君が勝手にしてるだけだ。文句を言うくらいなら堂々と昼休み中に銀行でも役所でも行けばいいじゃないか。もし用事が長引いて休み時間を10分ぐらいオーバーしても認めてやるよ」

と言った。

これ以上B中課長と話をしても埒があかないと思ったA谷さんは、その場で

「わかりました」

と言って電話を切ったが、その後自身のスマホをソファに投げつけ、

「バカやろーっ!こんなことやってられるか!こんな会社辞めてやる!」

と叫んだ。

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