猫の腎臓病治療研究のニュースが再び話題に

猫の腎臓病の治療法が見出され、寿命が2倍に伸びる…、といったニュースが2018年10月に東京大学から発表(※1)された。

この治療法がいつ、どんな形、どんな価格で獣医療に反映されるかはまだまだ分からない。一般に普及するまでにはかなりの時間が必要だろうが、この研究には多くの人たちから億を超える寄付が集まったことが再び伝えられ(※2)、このニュースへのキャットオーナーの期待度の高さが窺える。

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猫では3頭に1頭がなんらかの腎臓病にかかると言われており、決して珍しくはない病気だ(ちなみに犬では10頭に1頭)。また、15歳以上では約40%以上の猫が血液検査により腎臓病の疑いがあると診断されているという報告もある。
今回は、そんな猫の慢性腎臓病について詳しくみていく。

猫の寿命も延びて、20歳を超えるケースも増えている。しかし、長寿になるほど「慢性腎臓病」のリスクは高くなっていく。photo/iStock
獣医師で作家の片川優子さん連載「ペットと生きるために大切なこと」。自身も犬と猫を飼っている片川さんに獣医師と飼い主の立場からペットと幸せに暮らすための知識を伝えてもらっている。

片川優子さん連載「ペットと生きるために大切なこと」今までの記事⇒こちら

※1:https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00002.html
※2:https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z0802_00014.html