2021.10.06
# 介護

悲しい「介護殺人」や「孤立」を防ぐには…?「ヤングケアラーだけ」の支援ではまだ足りない

奥村 シンゴ プロフィール

ケアラーをつなげ、助けるコミュニティ

こうした現状を踏まえ、筆者は、ヤングケアラー・若者ケアラー・就職氷河期ケアラーを対象に国・政治家など介護政策提案・相談窓口・息抜きの場・就業支援の場で「よしてよせての会」(https://yoshite-yosete.toratachan.site/)を立ち上げました。

よしてよせての会では、今、必要だと考える介護制度を話し合い・啓発活動などの社会活動・イベントを通じて、国・自治体・政治家などキーパーソンへ直接意見を届け、「ケアラー」の待遇改善を訴えます。

photo by iStock

9月20日には、「コロナ禍に認知症患者とケアラーと高齢者施設職員が一緒に過ごす方法を話し合い、厚生労働省へ提案しませんか?」のZOOMイベントを実施。国会議員・元ヤングケアラー・医療従事者らが集まり、コロナ禍やアフターコロナの高齢者施設や病院の面会方法や交流方法について話し合いました。

後日、要望書を厚生労働省へ提出し、オンライン面会を中心にした積極的な面会を高齢者施設や病院にお願いする方針です。

さらに、10月17日には「孫介護啓発活動」を大阪で開催予定です。ヤングケアラー~就職氷河期ケアラーまで「孫介護者」は幅広く存在しますが、世間ではあまり注目されていません。ですので、コロナ感染対策を万全にした上で街頭で啓発活動を行い、ネット世代以外の幅広い層へリーチしていければと思います。

 

また、年末には「ヤングケアラークリスマス会」や来年のバレンタイン近辺には、「ケアラーマッチングカップル」を予定し、レクリエーションも実施していきます。

その他、「ケアラーライター」は、募集テーマに対して一人でも多くのケアラーの声を発信する目的以外に「記事をみて、オファーがきた。介護中でも仕事ができる」と自信やモチベーションになり、介護離職や再就職支援につなげていければと思います。

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