2021.10.04
# ノーベル賞

本日から発表!ノーベル賞が期待される「日本人科学者10人」の名前

科学大国ニッポンの復権なるか?
マネー現代編集部 プロフィール

「免疫の阪大」と言われるほど、免疫学分野が強い大阪大学。当然候補者となる科学者も多い。特に「制御性T細胞(Tレグ細胞)」を発見した坂口志文特任教授に注目が集まる。

そもそも免疫とは、体内の異物を攻撃する仕組みなのだが、ときに過剰に働きすぎてしまうことがある。坂口氏はTレグ細胞が、その過剰な反応を抑えるブレーキ役を担っていることを突き止めた。

今後、Tレグ細胞をコントロールできるようになれば、この細胞を“増やす”ことで、臓器移植の拒絶反応や花粉症などのアレルギー反応を抑えたり、逆に“減らす”ことで、がんに対する免疫力を高めることができると期待されている。

 

京都大学の森和俊教授は、体の中でどのようにしてタンパク質の品質管理(小胞体ストレス応答)が行われているのかを明らかにした。

細胞内で作られるタンパク質は、様々な生命現象によって、時折、異常な形で形成されてしまう。しかし、人間の体にはそれを修復しようとする力があり、森教授はそのメカニズムを研究している。

研究成果は、がん、パーキンソン病、心臓疾患などの治療法に繋がると期待され、将来的に多くの命を救うかもしれない。

森和俊教授が所属する京都大学/photo by iStock

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