いったい何を信じればいいのか… photo/iStock

「陰謀論」のウラで、わざとまき散らす「ヤバすぎる奴ら」の知られざる正体

地球温暖化、たばこ、コロナ…

最近では、ネットやSNS上で「陰謀論」が飛び交う量がこれまでの時代とは比べ物にならないものになってきました。そうした「陰謀論」の罠に右往左往させられないためには、陰謀論が生まれる「構造」をしっかりと理解する必要がある。前編(『「陰謀論」のウラで、じつは「ガッポリ金儲けしている奴ら」のヤバすぎる正体』)では、アメリカのたばこメーカーがいかにして陰謀論を広げいったかの詳細を見てきました。今回では、さらに地球温暖化などの分野でも広がる陰謀論の知られざる背景事情について迫っていきます。

「陰謀論」に騙されないためには photo/iStock
 

陰謀で「時間を稼ぐ人たち」

アメリカのたばこ会社は、科学者を雇って研究論文を発表させました。それは「たばこに発がん性があるとは認められない」とか「たばこを吸うと気持ちが落ち着くなど健康にいい面もたくさんある」といった論文でした。

結果として、それ以降、たばこと肺がんの関係については「関係がある」「発がん性がある」という論文と、「関係があるとは言い切れない」という論文の数が拮抗して学会では論議が起きます。実は、これがアメリカのたばこ業界が望んだ状況です。

「そんなことをしたって時間稼ぎになるだけで、最後は結局発がん性があることがわかってたばこを吸う人だって減ったじゃないか? 陰謀に意味があるのか?」

と思う人がいるかもしれません。しかし、たばこメーカーにとって重要なのはまさにその“時間稼ぎ”でした。

実際、アメリカの大手たばこメーカーはこの時間稼ぎのおかげで業績をどんどん伸ばしたという事実をご存知でしょうか?

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