2021.09.27
# 教育資金

100万円の「教育資金」を、息子の大学入学前に使い切ってしまった48歳父の大誤算

注意すべき「3つのポイント」
長尾 真一 プロフィール

見落としてはいけない進学前「お金のポイント」

受験勉強を必死に頑張って希望する大学に合格したのに進学をあきらめざるを得なくなった岡田家と、なんとかぎりぎりで希望する大学に進むことができた山本家。両者を分けたポイントは何だったのでしょうか。またこのようなことにならないためには事前に何をしておけばよかったのでしょうか。

大学入学前に掛かるお金について押さえておきたいポイントは次の3点です。

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(1)入学金は待ってもらえない

岡田家のケースでは、入学金を期限までに納めることができなかったために進学を断念することになりました。多くの場合、入学金の納付は待ってもらえません。またその納付期限は合格後1週間から2週間程度と非常に短いことが多いのですが、大学受験が初めての家庭はこのことを知らない場合が少なくありません。

岡田家も事前に納入期限を確認していなかったため、合格後にあわてて母子父子寡婦福祉資金貸付金や国の教育ローンを利用しようとしても間に合わないという事態になってしまいました。もしも募集要項等で事前に納付期限を確認し、受験に先立って借入のための審査の手続きをしておけば、入学金の納入期限に間に合ったはずです。

一方で山本家は授業料の納入期限にはもしかしたら間に合わないという状況でしたが、入学金は納入済みでした。入学金と違って授業料については、進学先の学校に相談することで、納入期限を少し延長してもらえたり、分割納入が認められたりする場合があります。

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