2021.09.27
# 教育資金

100万円の「教育資金」を、息子の大学入学前に使い切ってしまった48歳父の大誤算

注意すべき「3つのポイント」
長尾 真一 プロフィール

2学期になって採用候補者決定通知を受け取ったときはほっと胸をなでおろしました。奨学金とは別に学資保険で100万円程度は準備できていたので、「これで息子が希望する進路を叶えられるだろう」と安心したのです。

奨学金に採用されても安心は禁物

長男は実家を離れて東京の大学への進学を希望していました。大学入学共通テスト利用入試でまず滑り止めの大学を受験して無事合格。その後、本命大学の一般入試が控えていましたが、滑り止めで受けた大学の合格を確保するためには、入学金を納入期限までに納める必要がありました。

本命で受験する大学の合格発表はその納入期限よりも遅かったため、合否結果を待つことができず、仕方なく滑り止めの大学に入学金を納めました。

その後、一般入試で受験した本命の大学もめでたく合格しましたが、一度納入した入学金は入学を辞退しても返還されないため、結局約30万円の入学金を2つの大学に納めることになりました。大学受験を初めて経験する山本家にとっては想定外の出費でした。

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それまでにも塾の入試直前講座、大学入学共通テストの検定料、大学の受験料、受験地の東京までの交通費・宿泊費など、思った以上にお金が掛かっていたので、学資保険で用意した100万円はほとんど使い切ってしまいました。

しかし合格して入学金を納めたらそれで終わりではありませんでした。入学金の次は、1年次前期分の授業料と施設設備費も入学前に納めないといけません。長男が進学するのは理系の私立大学で、年間の授業料は約100万円、施設設備費は約30万円。つまりその半分の65万円を入学前に納めなければならなかったのです。

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