習近平の「爆弾」…まもなく中国発ショックで「大不況」と「株安」がやってくる!

いまから「資産防衛」する3つの方法
鈴木 貴博 プロフィール

習近平はどう動くか…?

理由は体制が違うという構造から、中国政府は日本政府やアメリカ政府よりも賢い政策をとり易いのです。それが一党独裁で権力が集中している政治制度のメリットです。

もちろん権力集中にはデメリットを指摘する意見が多いことは理解していますが、この局面で効いてくるのは権力集中の長所の方です。「まずい」と思ったら超法規的に方針変更できるのです。

習近平はどう動くか photo/gettyimages
 

もうひとつ加えれば中国は人材が豊富です。日本のバブル崩壊もアメリカで起きたリーマンショックも中国のエリート層はその構造について非常によく分析しています。同じ構造の危機であればそれを回避する方法も政策者は熟知しているのです。

つまり、最悪は起きない可能性があるということです。

さらに言えば今回の恒大集団の経営危機は、中国政府によってコントロールされた危機だと私は捉えています。中国の不動産市場全体で行き過ぎた投機加熱があってそれを是正しなければならない。その修正過程でかなり荒っぽいことが起きる。

それでも金融システム自体が壊れるようなことにはもっていかない形で是正を試みることができる。これはそのような話です。

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