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クラスメートからの無視、「しね」と書かれた手紙…女子高生が受けた壮絶な「洗礼」

「神様とさよならするまで」その7

「駅前のベンチに触らないと悪いことが起きる」「固形物を食べるな」――。突然、このような「命令」が自分の中から聞こえてきたら、どのように感じるだろうか。

コミックエッセイ『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』では、内側から聞こえてくる神様の「命令」に翻弄され、強迫性障害や摂食障害を抱えるようになったもつおさんの高校時代が描かれている。

かつては「どこにでもいる平凡な女子高生」だったと話すもつおさん。はたして、彼女はどのような高校3年間を過ごしたのか――?

 

誰か一人が、必ず無視される

『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の著者・もつおさんは、中高一貫の女子校に通っていました。生徒のほとんどが6年間一緒に過ごすこの学校では、必然的に中学から高校まで「仲良しグループ」が持ち上がり、濃密な人間関係が生まれます。場合によっては、それが悪い方向へと作用することも…。

その一つが、もつおさんが「女子校の洗礼」と呼ぶものでした。3人以上の仲良しグループでいると、リーダーが決めた特定の一人が、さしたる理由もなく他のメンバーから無視されてしまうそうです。

実際にもつおさんも過去に“洗礼”を受けていて、時にはクラスのほとんどから無視されたそうです。それ以来、もう二度と同じ苦しみを味わわないために、周囲に気を遣いながら学校生活を送っていました。

そんな状況でも降ってくる「神様の命令」。友人と楽しくお菓子を食べていても、

「吐き出せ」「吐き出さないと、絶対に悪いことが起きる」

ともつおさんを脅してきます。

追い詰められたモツオさんはいつしか、「ものを食べたら友達からまた嫌われる」「仲間外れにされてしまう」と思い込み、さらなる悪循環が始まってしまうのでした…。

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