2021.09.21

消えた「1000万と結婚」…37歳OLが青ざめた、年下彼氏と10人の女たちの“まさか”の関係

平井 仁美 プロフィール

二回目の依頼

麻里子さんは初めて会った時とは全く別人のようにやつれていた。

「Aの細かい素性を知りたいのですが…」

前回の調査以降、麻里子さんは自力でAの自宅を突き止めようとしたものの、何度か失敗に終わっていた。そして最終的に尾行をAに気付かれて、それが康介さんにまで伝わってしまった。

「自分の客に迷惑かけないでほしい。仕事を邪魔するならもう一緒にはいられない」と別れを告げられてしまったという。

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「とにかくAのことを知りたいだけで、別に何か危害を加えるようなつもりはもちろんないんです」

「第二対象者」と言われる「浮気相手」の素性を調査するのは探偵ではよくあることだ。しかし、探偵の元には時に「ストーカー“している側”」からの依頼や犯罪のほう助に繋がるような案件が舞い込んでくることもある。私たちはそれらを慎重に見極める必要があり、少しでも「危ない予感」を感じた時には、調査そのもの自体を中断することもある。その旨を丁寧に伝え、今回の麻里子さんの依頼はお断りする形になった。

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