「選挙に行って何が変わるの?」

深夜に友人と近況報告的な会話をしている最中に突然そんなことを言われました。
自分が若年投票率向上に向けて3年間活動していますが、やはり世の中はあまり変わっていないのが現実であり、少し悲しくなりました。

なぜみんな選挙に行かないのだろう。
2021年8月現在大学の4回生で21歳のぼくが考えたこと、感じたことをまとめていきたいと思います。

国政選挙の年代別投票率は、平成29年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙では、「若い世代」といわれる10代が40.49%、20代が33.85%、30代が44.75%、「それ以上の世代」が40代が53.52%、50代が63.32%、60代が72.64%、70歳以上が60.94%(全年代を通じた投票率は53.68%)となっています。

また、令和元年7月に行われた第25回参議院議員通常選挙では、10歳代が32.28%、20歳代が30.96%、30歳代が38.78%(全年代を通じた投票率は48.80%)となっています。若い世代の投票率が低いのであれば、候補者の出す政策で高齢者が喜ぶような内容を並べようと考える候補者も出てくるかもしれません。

では、投票率が低いのはなぜなのでしょうか。10月17日に衆議院議員総選挙を控える今、現在大学4年生で、NPO法人ドットジェイピーで若者と政治の橋渡しを行う活動をしている細谷柊太さんが考えたその「理由」とは。
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選挙に行ってメリットはあるのか

他の友人とも話しましたが、一番強く自分たちの世代が選挙に対して共通して思うことは、

「選挙に行って投票を行うことで、自分が享受できるメリットがイメージできない」

これなのかなと思います。

またそんな自分の同世代の「メリットがイメージできず選挙に行かない」友人の共通していうことは、以下のようなことでした。

「政治ってなんかとっつきにくくて自分との関係性がイメージできない」
「政府にむかつくこともあるかもだけど、別に死ぬほど困っていないし、今が楽しいから別にどうでもいい」
「テレビで政治の話をしていても何言っているかわからない」

これらのことから、
「メリットがイメージできない」原因としては、以下の3つだと考えます。

1)「心から見たいと思える未来を考える余裕がないこと」

2)「政治に関する情報を咀嚼できていないこと」

3)「自分の声なんて届かないだろうというあきらめから入り、メリットをイメージしようとしないこと」

ではこの3点について詳しく考察していきたいと思います。