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THE FIRST TAKEが「広告賞」を次々受賞…そのウラで「広告業界」に起こっている重大な変化

なぜか、「広告賞」を次々に獲得

2019年末より始まった、THE FIRST TAKE。アーティストがスタジオにて歌う様子を、一発撮りかつ一発録りしてそのままYouTubeにアップするという動画コンテンツです。感染症対策のためコンサートやライブの中止が相次ぐなか、アーティストたちの貴重な活動の場であり、ファンにとってはアーティストをより身近に感じられる機会として人気を博しました。

YouTubeチャンネルの登録者数は500万人(2021年9月16日現在)に達し、DISH//(北村匠海)の「猫」などは1.5億回再生されています。編集やリテイクのきかない、一回限りの撮影・録音に緊張するアーティストたちの素の姿や、歌い出すまでのその人なりのルーティーンなどが垣間見られる点が、人気の秘密なのでしょう。私自身もよくできたコンテンツとして、それなりに楽しんできました。

 
 

そのTHE FIRST TAKEが、今年に入り、国内外の広告賞を次々と受賞しています。「えっ、THE FIRST TAKEって「広告」だったっけ…?」――一瞬、頭の中が「?」だらけになってしまいました。

広告とは、何らかの商品を、マスメディアを介して売ろうとすること、もしくはその際の制作物……。新聞・雑誌などのある限られた空間の中や、テレビならば15秒単位で区切られた時間の枠の中に存在するもの。私はそんな常識に、どこかで囚われていたのかもしれません。THE FIRST TAKEの受賞をきっかけに、「広告」について改めて考えてみたいと思います。

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