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# 介護

「サービス付き高齢者住宅」に夫婦で入り「夫を亡くした妻」が抱える、思いがけない大後悔

「終の棲み家」ではない

「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に入ったのは5年前のことでした。看取りまでやってくれると思っていたのですが、2年前に夫が亡くなった際は、最後は病院に運ばれました。私もずっとここに住み続けられるか不安です」(80代・女性)

どちらかがひとりになる日を見越して、施設への入居を考える人も多い。しかし「いつ」「どこに」入るかはよく考えたほうがいい。

冒頭の女性のように、サ高住を「終の棲み家」にしようと夫婦で入居するのは大きな間違いだ。

食事をする高齢者(Photo by iStock)Photo b iStock
 

サ高住のうち看取りができる施設は約22%しかなく、認知症などを発症すると追い出される危険もある。そもそもサ高住は自立した高齢者向けの住まいであり、最後まで住むという前提ではないことを認識しておこう。

では、老人ホームはどうか。介護ジャーナリストの小山朝子氏は語る。

「夫婦で老人ホームに入るのはあまりオススメできません。身のまわりのことが自分でできるのであれば、自宅で生活し続けたほうが家事などやることも多く、認知症予防になるからです。夫婦の片方が介護状態になった場合は、その人だけ施設に入るほうが得策です」

介護付き老人ホームの入居年数は平均で約3年11ヵ月だ。夫婦共倒れにならないためには「ひとりで入る」決断をしたほうが無難だろう。

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