(c)征海未亜/吉田玲子/講談社

完全新作アニメも決定!「東京ミュウミュウ」が令和の時代でも新しい理由

第8回「東京ミュウミュウ」

子どもの頃、どんな少女マンガを読んでいましたか? クラスの中では、なかよし派・りぼん派・ちゃお派に分かれていたり、応募者全員サービスのグッズが欲しくて切手を送ったり…。

そんな「懐かしい〜〜!」と思わず身悶えしてしまうような記憶が再び!

現代ビジネス少女マンガ部では、平成期にマンガ誌「なかよし」に連載されていた懐かしの作品を毎週火曜日にリレー形式で紹介します。

無料試し読みもありますので、ぜひ当時のときめきを思い出してみてください。

思い出や感想ツイート、リクエストツイートもお待ちしてます。Twitterのハッシュタグ「#現代ビジネス少女マンガ部」をチェック!

地球の未来に、ご奉仕するにゃん!

第8回で取り上げるのは、「なかよし2000年9月号」より連載がスタートした「東京ミュウミュウ」(漫画:征海未亜、シナリオ:吉田玲子)。なかよし45周年のアニバーサリーイヤーにスタートした大型連載として表紙&巻頭カラーで登場しました。

「東京ミュウミュウ」(講談社)

この号のラインナップを見てみると、「うるきゅー」「電脳少女☆Mink」「ぜんまいじかけのティナ」「だぁ! だぁ! だぁ!」「VAMP!?」「ゴーストハント」「マリアっぽいの」「セ☆ブ☆ン」「おとなにナッツ」「おジャ魔女どれみ#」「ムーぽん」など、人気連載がずらりと並んでいます。

資料/講談社資料室

「東京ミュウミュウ」は、2000年9月号から2003年2月号まで連載、その後も2003年4月号から2004年2月号まで続編となる「東京ミュウミュウ あ・ら・もーど」が連載、2002年にはアニメ化も果たしています。

あらすじを見てみましょう。

<中学1年生の女の子・桃宮いちごはある日、憧れていた学園のアイドル・青山くんとデートをできることに! けれどもデート中、突然まぶしい光に包まれ、猫が体の中にはいってくる夢を見て以来、気が付くと魚をくわえていたり、行動もなぜか猫っぽくなったりして……。

なんとそれは「エイリアン」が寄生した生物「キメラアニマ」から地球を救うためにイリオモテヤマネコのパワーを使える「ミュウイチゴ」に選ばれたため! ほかの4人の仲間を探し出し、地球の環境を汚染しようとするエイリアンを止め、青山くんを、みんなを守らなきゃ!>

 

環境問題もテーマに

変身ヒロインや魔法少女が登場する名作マンガを多数輩出してきた「なかよし」。「東京ミュウミュウ」は、ミュウイチゴ(桃宮いちご)、ミュウミント(藍沢みんと)、ミュウレタス(碧川れたす)、ミュウプリン(黄歩鈴)、ミュウザクロ(藤原ざくろ)の5人で戦う美少女戦隊ものものです。

特筆すべきは、決めゼリフの「地球の未来に、ご奉仕するにゃん!」にもあるように、環境問題がテーマのひとつであること。連載時には、白金が作った小型メカ「マシャ」や青山くんが絶滅危惧種の生物について解説する「マシャのレッド・データ・ファイル」のコーナーが掲載されたことも。本作をきっかけに地球環境に興味を持つようになったという方もいるのではないでしょうか。

(c)征海未亜/吉田玲子/講談社

5人のヒロインも可愛さにあふれ、キュートなバトルコスチュームは女の子たちの憧れでした。また、青山くんへの恋に悩むいちご、高飛車で自分勝手な行動もあったみんと、いじめられていた過去を持ち引っ込み思案なれたす、母を亡くし弟妹たちの母親代わりの歩鈴、一匹狼で仲間にすら冷徹なそぶりを見せることもあったざくろ…そんな彼女たちが共に戦うなかで“変化していく”成長物語でもあります。

2020年2月号・3月号には前後編の「東京ミュウミュウ 2020 り・たーん♡」(漫画:征海美亜、シナリオ:吉田玲子 ※原作連載時の「征海未亜」は現在「征海美亜」に改名)が掲載されたほか、現在、男版の新シリーズ「東京ミュウミュウ オーレ!」(漫画:青月まどか)が連載中。2022年には完全新作アニメ「東京ミュウミュウ にゅ〜」が放映決定するなど、話題に事欠かない「東京ミュウミュウ」。

令和の時代にどんな物語で魅せてくれるのでしょうか。注目は高まるばかりです。

次回は9月28日に更新です。お楽しみに!

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