2021.09.17
# エンタメ

鬼龍院翔の「二股交際」、ファンが「とんでもなく幻滅した」本当のワケ

片岡 亮 プロフィール

先日、GACKTが病気による活動休止を発表した際、何がどこまで本当の話か分からないミステリアスすぎる点は、良くも悪くもタレントとしてプロフェッショナルな姿勢だと書いた。人気商売である上、キャラ作りしてのセルフプロデュースは不可欠であり、それを徹底できるほど芸能界では優等生である。

 

あるお笑い芸人は、関係者の間では不愛想で知られ、収録時間に遅刻したときでさえ謝罪ひとつせず不機嫌な態度をとるほどだが、テレビ画面では満面の笑顔オンリーで、お笑いタレント好感度で1位になったこともある。それは彼の仕事であるから、一概に否定しきれないところがある。

だから、鬼龍院も大金を稼ぐために全力でビジネス非モテ、人間不信キャラを演じてきたのだろうが、二股交際とドライな恋人の捨て方であっさり素が見えてしまったいま、今後はそのファンタジー路線も通用しにくい。

みんながみんな鬼龍院のキャラで「金爆」のファンになったわけじゃないから、変わらず応援を続ける層もちゃんといるだろうが、それにしても、今回の件について何らかの言い訳としての方向転換は強いられる。

ファンタジーから目の覚めた層を繋ぎとめるロジックをどう出すのかに興味があるが、ただし、音楽の持つ力は本来そうした小細工より大きく、ちゃんと良い曲を歌えば、それに勝るものはない。エアバンドであっても、虚飾抜きで勝負できれば本物のミュージシャンだ。

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