ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』公式サイトより
# ドラマ

『ハコヅメ』が、これまでの警察ドラマと「決定的に違っている」点

「新しいリアリティ」が視聴者を魅了

従来とは異なる「新しいリアリティ」

9月15日、戸田恵梨香、永野芽郁主演のテレビドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』が最終回を迎える。

同作は、安定した収入だけを求めて警察官になった川合麻依(永野芽郁)と、刑事課からなぜか交番勤務になり川合の指導員となった藤聖子(戸田恵梨香)を軸に、リアルな警察官の日常と仕事をコメディタッチで描いた作品。8日に放送された第8話が11.6パーセントという高視聴率で、今期ではひとり勝ちといっていい人気ドラマだ。

新人警察官・川合麻依役の永野芽郁[Photo by gettyimages]
 

元来、警察・刑事ものは、テレビドラマには欠かすことのできない人気ジャンルで、実際、この夏も『刑事7人』『ボイスII 110緊急指令室』『緊急取調室』『IP~サイバー捜査班~』などが放送されている。その中でドラマ『ハコヅメ』が高い支持を得ているのは、このドラマには、これまでの警察・刑事ドラマにはない“新しいリアリティ”が宿っているからではないだろうか。

警察・刑事ドラマが多く作られている理由としては、視聴者の日常からかけ離れた題材=犯罪を扱うので興味を引きやすく、劇的なドラマを生みやすい点が挙げられる。そのため警察・刑事ドラマは大都市の警察を舞台として、凶悪犯罪を扱うことが多い。

しかしドラマ『ハコヅメ』の舞台は架空の地方都市にある町山警察署で、第1話で主人公たちが取り扱う事件も、忍者が盗んだ預金通帳の捜索、交通違反の指摘、虚偽通報の対応といった、小さく身につまされるものばかりだ。

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