2021.09.22
# Instagram

インスタグラムはなぜツイッターやYouTubeより「炎上」しないのか?そのカラクリ

大槻 祐依 プロフィール

ユーザー同士で自浄作用が効くシステム

(4)プラットフォーム内の自浄作用

最後に、Instagramは、プラットフォーム側のAIによるアルゴリズムによる自浄作用がかなり強く働いていることがあげられます。

Instagramは差別や戦争、性的な目的を助長するようなコンテンツを禁止する「コミュニティガイドライン」を明言しており、このガイドラインに触れた場合、投稿が自動的に削除されるような仕組みになっています。

Twitterにも同じようなガイドラインはありますが、Instagramがそれと違うのは、こうしたガイドライン違反のコンテンツを、ユーザー自身が即座に運営側に報告でき、かつ運営側も比較的早くに対応してくれる点だと考えます。

Instagramユーザーは、タイムラインに流れる不適切な投稿やアカウントに対し、「報告」できるように設定されています。アカウントや投稿が多くのユーザーによって「報告」されると、その情報がInstagram運営側に通知され、必要に応じてアカウント凍結や投稿削除の対応が取られます。

 

実際、Instagramにおけるアカウント凍結は高頻度で発生していますが、特にフォロワー数の多いアカウントで凍結が起こることが多くなっています。

アカウント凍結がなされた場合、一時的に投稿ができなくなったり、ハッシュタグからの流入数がゼロになるなど、通常のアカウント運用ができない状態が約1、2ヶ月続くことになります。これは運用者にとってはかなりの痛手です。

ユーザーにもコンテンツの質を監視させるような相互監視状態を作ることで、安全性を担保させているのです。

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