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不動産のプロが必ずチェックする「買ってはいけないマンション」の特徴

「水漏れ」「雨漏り」だけじゃない
日下部 理絵 プロフィール

2.駐車場が空きすぎている

車がないからといって、駐車場に関する確認をおこたってはいけません。

車離れの結果、管理組合の駐車場に空きが生じていることが、問題となっているためです。多くの管理組合が駐車場使用料を、管理費・修繕積立金会計の収入源としています。そのため、駐車場使用料が減ると収支バランスが崩れてしまうのです。中規模マンションに15年住んでいる橋本さんのお話です。

「空きスペースが増えて駐車場からの収入が減ったために、3年前に月の駐車料金が1000円値上がりしました。それでも管理費等をカバーすることができず、現在は管理費と修繕積立金の値上げを管理組合で検討しています。

これ以上の出費が生じるのはもちろん避けたいところですが、駐車場の利用者を増やすのは、なかなか難しいようです」

特に、維持費がかかる機械式駐車場がある管理組合は、このような問題を抱えていることが多いです。一定数の空きが生じることにより、駐車場の維持費すらまかなえず、修繕費などの費用負担をどうするか懸念している状況が見受けられます。

 

駐車場の「外部貸し」が行われているかどうか

多くのマンションが、駐車場使用料も、「管理費会計」もしくは「修繕積立金会計」と合わせた会計を行っています。そのため、駐車場に空きが多ければ、車を所有していない住民も含めて管理費等で駐車場のメンテナンス費用を負担することになります。

もし駐車場だけに特化した「駐車場会計」が別にあれば、駐車場使用料のみを収入として費用負担(駐車場使用者のみで負担)をするため、多額の維持費がかかる機械式駐車場の長期修繕計画も立てやすく、駐車場使用料の改定もしやすいのですが、こういった会計を行っているマンションは少数です。

購入を検討する際には、必ず駐車場の空き状況をヒアリングしましょう。もし空き対策として「外部貸し」などが行われている場合は、防犯面への配慮がなされているかもあわせて確認が必要です。募集方法や運営ルール、さらに課税対策(駐車場の外部への貸し出しは収益事業のため)がしっかりなされているかも知っておきたいところです。

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