by Gettyimages

第2の文革到来か?「習近平の深刻な革命」礼賛文が暴いた中国の亀裂

共産党主流派も反論-その背景を探る

トップ女優をこき下ろす

「道理から言えば、趙薇は20年以上前に消えるべきだった。ところが彼女はますます発展した。20年前、彼女は旧日本軍の旭日旗を身にまとって人々の前に現れ、バッシングの嵐を受けた。だがそれでも封殺されることなく、それどころか中国の資本市場で大きな嵐を起こし、中国の女(投資家のウォーレン・)バフェットと誉めそやされた。(アリババ創業者の)馬雲らと親密になり、彼女に関するマイナスの報道はすべて消し去られた。その後彼女が監督となった映画では、台湾独立派の俳優を主演男優に起用し、大衆の怒りを買った。最近も傘下の芸能人、張哲瀚がたびたび靖国神社に現れ、日本の右翼と交流し、全国人民の怒りを買った。だが問題は、どんなに問題があっても、趙薇は倒れなかったのだが、今となっては、報いを受けたのは時間の問題だったのだ。」

趙薇  by Gettyimages

趙薇(ヴィッキー・チャオ)は20年前、中国の歴史ドラマ「還珠格格」で主役の「小燕子」を演じたことで、一躍スターになった日本でも有名な女優で、当時北京にいた筆者も「随分と可愛い子がテレビに出ている」とファンになった。

その後、旭日旗のようなファッションの写真が雑誌に載ったことで、バッシングを受けたこともあったが、近年は芸能事務所を経営したり、アリババ傘下の映画会社に投資したり、フランスでワイナリーを購入するなど、実業家としても知られていた。

ところがこのほど、彼女は「劣跡芸人(悪行が多い芸能人)」とされ、中国の動画サイトなどで出演作品からその名前が一斉に消去された。

 

趙薇に対する激烈な批判をしたこの「中国で今、深刻な革命が起きている」と主張する文章が、中国で話題を呼び、各国メディアでも紹介された。批判は芸能界だけでなく、アリババの馬雲らにも向けられ、そして次のような口調で革命が起きていると呼びかけたのだった。

編集部からのお知らせ!

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/