9月14日 ルナ2号が月面に到達(1959年)

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1959年の今日(9月14日)、ソ連の打ち上げた月面探査機・ルナ2号が月面に衝突し、人工物として初めて月面に到達しました。

このルナ2号は1959年に始まった「ルナ計画」というソ連の一連の月面探査計画で打ち上げられた探査機の一つです。

ルナ2号 photo by GettyImages

その皮切りとなるルナ1号は1959年の1月2日に打ち上げられましたが、惜しくも月から7500kmのところを通過するにとどまりました。このルナ1号は世界初の人工惑星となっています。

その後、1号打ち上げから8ヵ月後に打ち上げられたのがルナ2号で、この探査機には電離放射線を測定するためのシンチレーションカウンターやチェレンコフ放射線検出器などが搭載されていました。

ルナ2号は多段式のR-7ロケットで打ち上げられ、最終的に最後の球体が月面の「晴れの海」というクレーターへと衝突しました。

ルナ2号の月面衝突成功はモスクワのラジオ局を通して午前0時ごろにソ連国民へと知らされました。

これ以降も、ルナ3号が月の裏側を撮影したり、ルナ16号が「月の石」を持ち帰るなど「ルナ計画」の月面探査機はたくさんの偉業を成し遂げましたが、1976年8月に打ち上げられたルナ24号を最後にこの計画は打ち切られています。

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