日本株市場は脆弱だ photo/gettyimages

「日経平均3万円」相場のウラで「プロが“買って売って”しっかり儲ける銘柄40」の全実名

「日経平均3万円」の舞台裏

8月末以降、日本株市場が異様な強さを見せている。

上昇の起点は8月末の寄りからの先物主導の動きであったが、そこから数日の上昇は市場関係者の間でもきっかけがまったく見えないとう声がまん延する中で、淡々と上昇を続けていた。

その数日後に菅政権の退陣のニュースも加わり、市場はさらに勢いを増しつつ気が付けば8連騰を達成してしまった。一時日経平均株価で3万円を挟んで久々の反落を見せたものの、この展開には強気派、弱気派問わず多くの市場関係者が驚きの声を上げた。

日本株絶好調に「死角」はないか… photo/gettyimages
 

ただし、今あらためて思い返してみれば、8月末からの急上昇の始まりは、この菅政権の退陣の可能性が一部から漏れ伝わっていたか、もしくは何らかのサインを感じ取った海外勢が先物を先回りして買い上げていた可能性が高かったように感じられる。

そして何よりも、政権が退陣することがきっかけとなって海外勢が日本株を買い上げるという構図が、現在の日本経済および日本株市場が世界からどのように見られているのかを象徴するものであっただろう。

日本株市場に携わる者としてはこれが良いことなのか悪いことなのか、複雑な心境に落ち入ってしまうことは否めない。

関連記事

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/