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「自己肯定感」をムリヤリ高めても「悩み」は消えない!心理カウンセラーが説く“大きな誤解”

巷でよく見かける「自己肯定感を高めよう!」というメッセージ。しかし、発売から10ヶ月で8万部を突破した書籍、『「自己肯定感低めの人」のための本』(アスコム)の著者で心理カウンセラーの山根洋士氏は、「自己肯定感を無理に上げる必要はない。むしろ逆効果になることもある」と指摘する。一体、どういうことなのか? 心がラクになるヒントを教えてもらった。

自己肯定感に関する大きな誤解

新型コロナの流行も相まって、「うつ」をはじめとしたメンタルヘルスの問題が身近なものになりました。今回は、特にその中でもよく聞くようになった「自己肯定感」についてお話ししようと思います。

最近ではテニスの大坂なおみ選手が、自身のSNSで「私は自分に対して『よくやった』と思ったことがなく、いつも『私はダメだ』とか、『もっとうまくできたはずだ』と思ってしまいます」と自己肯定感の低さを吐露したこともありました。

つい「私なんて…」と思ってしまう“自己肯定感低めの人”は、そんな自分とどう付き合っていけばよいのでしょうか。

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この言葉が浸透するにつれて、日々カウンセリングをしている私の元に「自己肯定感が低いのですが、どうしたらいいですか?」と単刀直入なご相談をいただくことも増えています。彼らにしてみると、自分が悩んだり苦しんだりするのは自己肯定感が低いからだ、という訳です。

では、自己肯定感が上がれば万事解決なのでしょうか?

実は心理の世界から見るとこの答えはある意味「YES」なのですが、書籍やメディアでも自己肯定感の「上げ方」ばかりに注目する記事が目立ち、肝心の「自己肯定感とは何か?」についてはあまり触れられていません。

それどころか、上げ方についても誤った情報ばかり。これでは自己肯定感は高まるばかりか、逆効果になる危険性さえあります。

むしろ自己肯定感は高めようとしなくて良いんです。これから、その理由をお話ししていきます。

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