PTAをやめたい37歳母親、退会を拒否する「PTA役員と学校」との壮絶な戦い

本来は「任意加入」のはずなのに…
長島 ともこ プロフィール

それまでは、「子どもが入学したら、保護者は自動的にその学校のPTAに加入し会費を払う」という“強制加入”スタイルのPTAが非常に多かったのですが、これを機に団体としてのあり方を見直し、「PTA本部が子どもの保護者全員に加入か非加入かの意思を確認し、加入する保護者は入会届を提出することをもって会員となる」という“任意加入”スタイルに移行するPTAが増えてきています。

同時に、「活動内容も見直し、時代の流れに合わせて保護者がより参加しやすいコミュニティにしていこう」と、

・ これまで前例踏襲的に続いてきた形式的、儀礼的な活動を廃止する。
・ 義務的な意味合いが強かった役員や選出の方法を変える。

などの改革に乗り出すPTAも見受けられるようになってきました。

 

強制加入、毎年必ず何らかの係に

いっぽうで、未だ強制加入が前提の運営が続き、「入退会」をめぐって保護者トラブルが発生するPTAが少なくないのも事実です。

冒頭に紹介した前田さんは、強制加入のPTA、そして「退会のしづらさ」に困ってきました。前田さんが続けます。

「新学期が始まる直前に、PTA役員さんから電話があり、『PTAの書類を渡したいのでお宅の玄関先でお話ししたい』と。聞くと、その小学校のPTAは強制加入なのに加え、毎年保護者全員が必ず何らかの係につくこと、子どもが学校に通う間に1度は必ず委員をやること、というルールがあるそうで、『新学期の学年集会の時に係を決めるので、資料を読み、係の希望表をお子さん経由で学校に渡してください』と言われました」

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