資産20億の「パパ」にブラックカードを渡され…33歳人妻の「衝撃的なその後」

パパ活~新貧困時代の女たち(9)前編
安本 由佳 プロフィール

年収2000万を稼いだソープ嬢が「パパ活」に対して思うこと

――やるからには本気でやる。

そう覚悟を決めていたので、OLの仕事以上に勉強し、努力しました。

理解されないだろうと思いますが、私は体を売っているつもりはないんです。

学歴や体力やスキルの代わりに、女性としての魅力でお金を稼いでいる。少なくとも私自身はそういう意識で真剣に取り組み、年収2000万円を達成しました。

ちなみに3年前、30歳で結婚した夫も、もともとはソープのお客様だったんです。

彼は「君の接客は本当に素晴らしい」「営業スキルが高い」と、私の仕事ぶりを絶賛してくれて。

お客様とはお店だけの関係と割り切って接してきたし、恋愛関係になる気など一切なかったのですが、セックスワーカーに偏見を持たず、努力を真っ直ぐ認めてくれたことが純粋に嬉しくて……心が動きましたね。

彼と結婚した後は専業主婦をしていますが、夫にソープを辞めろと言われたわけではありません。

少しの間ゆっくりして、次は自分でビジネスをしようと色々準備しているところなんです。

夫は私の過去も現在もすべて受け容れてくれているので、シュガーダディたちとの付き合いについても包み隠さず話しています。冒頭でお話ししたとおり、そもそも彼らと体の関係は一切ないし、やましいこともないので。

ただ最近の「パパ活」は、デートを楽しむだけじゃなく、体を売ってお金を得るケースが多いそうですね。

 

……でもそれって、もはや買売春では?

そんなことをするくらいなら、ソープで働けばいいのにと思ってしまいます。合法なんだし。覚悟が持てないのなら、最初からやめておいた方がいい。性商売は、誰にでもできる仕事ではありません。

男性側も、セックスがしたいならソープに行けばいいじゃないですか。アプリで出会った素人の女の子を相手にしようなんて強欲すぎる。

「パパ活」の話題になると、女性側ばかりが取り沙汰され責められるのも納得がいきません。

だって、男性の方こそ、場合によっては親子ほど歳が離れ、経済力も社会的立場も経験値も体力も何もかも劣った女性を相手にしているわけですよね。買う側の罪も十分に重いはず。

安易に体を売って、傷ついたり病んだりする若い女性がたくさんいることを思うと……他人事ながら心配になります。

後編【お嬢様学校で抑圧されて…帰国子女の女子高生が26歳でソープ嬢に転身するまで】に続く。

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