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パラリンピックを巡る「共産党は弱者の味方ではないのか」ツイートへの違和感の正体

緊急事態宣言下でのパラリンピックを終えて

パラリンピックが終わった。

普段なら諸手を挙げて応援するパラリンピックも、今年は新型コロナの問題もあり、国威高揚、もしくは自民党の政権維持のために強行された感が強く、あまり熱心に応援はできなかった。

もちろん、開催を強行する方の意図と、それに参加する側の意図を一緒くたに考えることはできないし、行われる競技や、世界各国から参加する選手そのものに罪はないということは分かっているが、それでも微妙な気持ちでパラリンピックを眺めていた。

その間、僕の中でずっと疑問に思うやりとりがあった。

パラリンピックが始まる前のこと、日本共産党の委員長である志位和夫氏が以下のようなツイートを行った。

「《パラリンピック関連の感染者 100人超える 24日の開幕を前に》多くの患者さんが「自宅療養」を余儀なくされ、救急搬送もままならないもとで、医療にさらなる負荷を与えるなど、やるべきではありません。#パラリンピックをやめて命まもれ」

8月21日は、東京での新型コロ感染のピークが来ており、新規感染者は4日連続で5000人を超えていた。

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今後、重症者が増え医療が危機に陥るのは必然という状況であり、オリンピックに続き、パラリンピックというイベントが国や行政によって強行されることが、国民の緊急事態宣言に対する更なるシラケムードを生むことは、当然懸念されていた。

そうした背景から、野党の党首がこうしたツイートを行うのは当然であった。

 

だが、このツイートに対して噛みついたのが、東京オリパラ2020の招致に尽力した、東京開催決定時に東京都知事であった、作家の猪瀬直樹氏である。

そのツイートはたった一文

「共産党は弱者の味方ではないのか。」

というものだった。

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