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AI分析で判明、「トップ5%のリーダー」と「残念なリーダー」の決定的違い

8つの行動ルールがカギを握る
7万部突破のベストセラー第2弾『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣』が話題だ。企業の働き方改革を支援する株式会社クロスリバーが3556人の管理職を調査、AI分析したところ、「突出した結果を出すトップ5%リーダー」と「大多数の残念なリーダー」を分ける決定的な違いがわかったという。その秘密の一端を特別公開する。

ルール1:やる気をあてにしない「仕組み」を確立する

各企業でいわゆる「SS級」の評価を受ける「トップ5%リーダー」(以下、5%リーダー)はいったい何がスゴイのか。今回、AI分析を駆使して調べていく中で、いくつかの特徴的な傾向が明らかになってきました。

リーダーは、チーム目標の達成に向けて最適なプロセスを組みます。しかし、興味深いことに、5%リーダーはその中に「やる気(モチベーション)があるかどうか」という要素を入れません。

残念なリーダーは「やる気がないと業務プロセスが成立しない」と考えますが、5%リーダーは「それではリスクが大きすぎて計画に組み込めない」と、やる気がなくてもプロセスが実行されるように設計しているのです。

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つま先立ちでギリギリ届くゴールを設定

たとえば、やる気の有無にかかわらず作業を45分刻みにして、体力と精神が疲弊するのを防いでいる5%リーダーがいました。

また、チームメンバーに少し高いゴールを設定する傾向があるのも、そういった仕組み作りの一環です。目標が低すぎるとメンバーは緩み、高すぎると意欲が失せてしまいます。つま先立ちでギリギリ届くような「適切な目標」を設定するのが、5%リーダーの特徴です。

日々の対話によって各メンバーの能力や伸びしろを理解し、たとえば「進捗20%」というチェックポイントを設け、その時点でフィードバックをします。メンバーはやる気の有無にかかわらず、気が引き締まります。

「進捗20%」で仕事を依頼した側と受けた側の認識のズレを補正していくと、その後の差し戻しや作り替えといった非効率な作業も抑えることができます。実際に「進捗20%」でチェックする仕組みをつくった5%リーダーには、差し戻しを74%減らすことに成功した人がいました。

5%リーダーは、「仕組み」によって、やる気に頼らず確実に前へ進むチームを作り上げているのです。

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