# 介護

「尿取りパッド」の取替えで険悪に…認知症の89歳母を「在宅介護」する難しさ

「排せつケア」には自信がない…
酒井 富士子 プロフィール

その後、清水さん自身も春江さんの様子がおかしいと気になるようになり、認知症の検査を勧めたが、春江さんが機嫌を悪くして否定するため、そのまま時間が過ぎてしまった。

清水さんのように、子どもが検査を受けるように頼んでも、「どうしてそんな事を言うのか」と親が腹を立てるケースは、よくある。できれば、親族やかかりつけ医などに協力してもらい、検査を受けてもらうよう促す方法も一考だ。

そんな折、近くに住む叔父が「俺、最近なんか変だから検査に行ってみようと思うけど、一緒に行かない?」と誘いに来たため、母もかかりつけ医で検査を受けてくれた。結果は、「認知症かどうかの境界線上」という診断。そこで、医師のアドバイスもあって、地域包括支援センターへ相談し、要介護認定の申請をした。

Photo by iStock
 

地域包括支援センターとは、さまざまな機関と連携し、その地域に住む高齢者をサポートしている施設のこと。たとえば、徘徊している高齢者を警察が保護した場合、センターに連絡が行き居住地を特定したり、緊急連絡先に指定されている親族へ連絡したりする。

要介護認定を受けるには、まずは地域包括支援センターへ出向き、相談すると手続きの仕方などを教えてくれる。介護の駆け込み寺的な役割を担っているため、親が住む場所の地域包括支援センターを調べておくといいだろう。

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