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「尿取りパッド」の取替えで険悪に…認知症の89歳母を「在宅介護」する難しさ

「排せつケア」には自信がない…

「いつまでも元気だと思っていた親が、ある日突然介護が必要になる」ということは、誰にでも起こり得ることだ。介護が必要になっても住み慣れた自宅で暮らしたいと希望する親がほとんどだろう。

しかし、在宅介護と聞くと、終日家族が家にいてケアをするイメージが強い。子育てや仕事などで日々の暮らしに忙しい子ども世代は、在宅での介護は難しいと考えるかもしれない。

だが実際、在宅介護は、「通所系」と「短期入所系」など、日帰りや2泊3日などの施設介護サービスを利用していくことで、在宅介護を乗り切る方法がある。働きながらの親の在宅介護をどう乗り切っているか、『図解とイラストでよくわかる 離れて暮らす親に介護が必要になったときに読む本』にも掲載された実際のケースを見ていこう。

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母は認知症の検査を嫌がった

清水直子さん(仮名・60歳)は働きながら、同居で認知症の母春江さん(仮名・89歳)を介護中だ。同居といっても玄関だけ共用する完全分離の二世帯住宅で、春江さんの変化に早く気づいたのは近所に住む親戚や友人だったという。

「私は、仕事をしていますし、その当時は、母とは朝晩に顔を合わせる程度でしたから、変化には気づけませんでした。近くに住む叔母に『最近お母さんの様子気にならない?』と言われても、『そうかなぁ?』としか思えず、聞き流していました」(清水直子さん)

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