「不自由な人は私より自由な力を持ってる」

コロナより前、オープンの準備期間に、小学生の子どもたちが体験した記録が残っている。いくつかご紹介しよう。

「今まで、どこかへ行くとき、そこまで家族と協力したことは無かったけれど、今日はとても協力することが出来て、楽しかった。協力すれば出来なかったことも出来ると思った。暗闇は、少し怖いと思っていたけれど、途中からはなれてきて、いつもとは全然違う世界をあじわえた。
今回の体験のおかげで、あらためて人間が協力する大事さが分かることができた」(中1)

「いつも目にたよっているから、こん回の体けんでまっくらで、体けんがおわったときには、自分は本当に小さい世界にいるんだなあと思った。耳やはながにおいや音をおしらせしてくれたのでよくあるけた。(中略)ふじゆうな人は、わたしよりじゆうな力をもっている人だな」(7歳)

「耳がきこえない人でもたのしくあそべて、手話でなにをゆおうとしているのかわかってすごいなとおもいました。いろいろなことをおそわって耳がきこえない人に手話でつたえたいです」(小3)

提供/ダイアログ・ミュージアム「対話の森」
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相手のことを知ること、思いやること、困っていることがあったら助け合うこと。
わたしたちは、パラリンピックで、そうしたコミュニケーションが生み出すパワーを目の当たりにした。
ここでいう「相手」との関係に「障害」という言葉があろうがなかろうが、とても重要なことだ。相手の立場を想像し、自分事として考える、困っている人がいたら手を差しのべる。それがお互いにできさえすれば、優しい社会になる。とてもシンプルなことを、ダイアログは実感として教えてくれるのではないだろうか。

「ダイアログ・ミュージアム「対話の森」無料招待の詳細は公式HPをご確認ください。https://kodomo5000.dialogue.or.jp/

文/FRaUweb編集長 新町真弓