# 不倫

「あなたが誘惑したんでしょ」不倫相手の妻に責められ“流血沙汰”に…37歳女性、意外な決断

亀山 早苗 プロフィール

彼は毎日、やってきた。代休をとったといって面会時間にずっといることもあった。彼女がふと目を動かすと、飲み水をとってくれ、顔を上げると果物を差し出してくれた。彼女の希望通りの行動に驚かされたという。

「私が何を欲しているか彼にはわかるんですよね。彼のせいでこうなったんだから入院中は世話くらいしてよねと最初は思っていたんですが、そのうち、やっぱり私には彼しかいないと感じるようになっていきました。それじゃ困るのに……」

困っても自分の気持ちは偽れない。だが実際、彼に家庭がある以上、現状を打破することはできないのだ。

 

結局、元サヤに

退院して自宅療養に入った麻里さんのもとへも、彼は毎日きた。気持ちが弱っていた彼女は断れなかった。元気になったらもう会わないと決めたが、彼は夕飯を作ってくれたり週末も昼頃、ぶらりと現れたりした。

「家庭があるとバレたから、かえって来やすくなったのかもしれません。奥さんがどう思うか気になってたまらなかったけど聞けなかった。私もずるいです」

ふたりの関係は元の鞘に収まってしまった。だが彼女が仕事に復帰すると、待っていたかのように妻から電話がかかってくるようになった。彼女は電話番号を変えた。

「それが奥さんの怒りに火をつけたんでしょうね。ある日、帰りに駅から自宅まで歩いていると、いきなり突き飛ばされたんです。転びながら見上げたら奥さんでした。彼女は私を無理矢理立たせるとガードレールに叩きつけた。見ている人が警察を呼んだけど奥さんは逃げてしまいました。脳梗塞をやっているから、こういうのはとても怖いです。

誰かが呼んだ救急車に乗りました。足首を捻挫していたので、被害届を出すと奥さんには伝えました。結局、内々のもめごとだからと警察に言って、被害届は出さなかったんですけどね」

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