# 不倫

「あなたが誘惑したんでしょ」不倫相手の妻に責められ“流血沙汰”に…37歳女性、意外な決断

亀山 早苗 プロフィール

突然の入院…気づいた気持ち

潰れそうな自分がいた。だが潰れてはいけない。彼女は眠れなくても食べられなくても出勤して必死に仕事をこなした。いつもよりエネルギッシュに。彼からは連絡が来ていたが、彼女は自分の気持ちが整理できないからとメッセージだけ送って、あとは無視していた。本当は彼の声を聞きたかったのだが、聞いたらどうなるかわからず怖かったという。そんな無理が体に出た。

Photo by iStock

「衝撃の日から2週間くらいたったときでしょうか。その日は外回りの仕事があったので、午後、会社を出たんです。ホームで電車を待っていると急に頭痛と脱力感に襲われて。体がおかしい、どうしようと思った瞬間、たまたま携帯を握りしめていたので彼に電話をかけました。覚えているのはそこまでです」

彼女はホームで倒れた。そのときかかってきた電話に彼が出たようだが、麻里さんの声がしない。何度も麻里、と叫んだ。誰かが電話を取り上げたらしく、「この電話の所有者が今、駅で倒れたんです。救急車が来るところです」と言い、電話は切れたそうだ。

「私はそれも知らなくて。気づいたら病院のベッドでした。目を開けると彼が覗き込んでいて。『わかる?』と聞かれてうなずきました」

 

脳梗塞だった。幸い、すぐに救急車で搬送されたことで手術もせず、後遺症もほとんど残らなかったが、2週間ほどの入院を余儀なくされた。

「今回の病気はストレスと無縁ではないと思うと彼に言ったら、彼が泣き出して。『どうしても言えなかった。何度も言おうと思ったんだけど、麻里を愛しているから言えなかった』と。土下座して『許してほしい』と言うんです。いずれにしても、もうどうしようもないよねと言うと、とにかく退院するまでは見守らせてほしい、と」

関連記事

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/