2021.09.10
# 家電 # 通信

9月10日 カラーテレビの日

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

今日9月10日は「カラーテレビの日」です。これは1960年のこの日にカラーテレビの本放送が始まったことに由来します。

それまで、「テレビジョンの父」と呼ばれる高柳健次郎が1926年に実験放送で「イ」という文字を写して以来、テレビといえば白黒の映像で見るものでした。

1953年に本放送が始まって以来、白黒テレビは最新鋭のメディアであり続け、数少ない設置場所には人だかりができるほどの人気ぶりでした。

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そんなテレビ人気にさらに拍車をかけたのがこのカラーテレビでした。

1960年、日本はアメリカ、キューバに続いて世界で3番目にカラーテレビの本放送を開始しました。ただし、放送開始当時はまだ白黒放送が大半で、カラーの番組は1日1時間程度しか放送されず、その内容も海外の映画やスポーツ中継が主でした。

しかし、4年後に控えた東京オリンピックに向けてカラー放送は拡大していきました。

オリンピック本番では同年8月にアメリカが打ち上げたばかりの通信衛星・シンコム3号を利用し、開会式・閉会式をはじめとして柔道や体操など8競技がカラーで世界に放送されました。

特に当時の日本代表が「東洋の魔女」と呼ばれていた女子バレーボールの日本対ソ連の一戦は、一時日本の視聴率が95%を超える超人気でした。

そして、昔は「三種の神器」と呼ばれた家庭に必須な家電(白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫)も、3Cと呼ばれるクーラー、カー(自動車)、カラーテレビのいわゆる「新三種の神器」に移り変わっていくこととなります。

ちなみに、ネット上では「令和の三種の神器」を選ぶという動きもあるようで、そこにはスマートフォンや4K/8Kテレビ、自動掃除ロボットなどが候補として挙がっているようです。皆さんが「令和の三種の神器」を選ぶなら何を選びますか?

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