2021.09.08

電話主の声はしゃがれていた…都市伝説YouTuberが驚愕した壮絶コロナ体験

小泉 カツミ プロフィール

「陽性者の見逃し」の可能性

9月3日の新聞には「濃厚接触 追い切れない」という見出しで、こんな記事が掲載されていた。

——保健所が新型コロナウイルス陽性者から行動歴を聞き、濃厚接触者を探す「積極的疫学調査」を縮小する自治体が相次いでいる。感染者や入院待機者が増え、入院調整や健康観察などの業務が逼迫しているためだ。

東京都は8月上旬、保健所への事務連絡で、高齢者施設や医療機関などの関係者の重症化リスクが高い事例を優先することを念頭に、事実上の縮小となる「効率的な実施」を呼び掛けた——

厚生労働省の診察の手引きによると、全ての陽性者のうち症状が出ていない感染者の割合は30%前後と推計されている。

確かに万全な調査を行っても無駄骨になるケースは出てくるだろう。

しかし、これはつまり「陽性者の見逃しが起きている可能性がある」に他ならない。

岸本さんが言う。

「保健所の説明だと、『あなたがこの人は濃厚接触者の可能性があると思うんであれば、その人に待機してもらってください』ということ。だから僕はこの人はと思う人には『自主待機してくれ』と伝えました」

一般に言われていることにも不確かな情報が多いと知った。

それまで岸本さんも「保健所に連絡すると食料などの物資の配給や、酸素濃度を測るパルスオキシメーターなども貸してくれる」という話を聞いていたのだが、そんな話は一言も出なかったらしい。

 

保健所からは、「自宅療養者フォローアップセンター」に電話してください、と言われ電話してみた。

「そこでも、『物資とかパルスオキシメーターなどは扱っておりません、保健所に聞いてください』と。つまりたらい回しなんですね。結局は保健所が全部を任されすぎちゃって、対応できていないんです」

そして、保健所から「もう一つの提案」があった。それは「ホテル隔離」だった。
この時点で、発症してから1週間ほどが経過。同居人がいる場合、かなりの濃厚接触になっている。

関連記事

おすすめの記事