2021.09.08
# 自動車

「東京から熱海まで」そう言われたら、タクシーの運転手は「嬉しい」のか?

『トリビアの泉』を思い出して考えた
金子 大輝 プロフィール

長距離を走りたくない運転手の意見

「新宿〜熱海間までどれくらい料金かかりますか?」と聞くと、「うーん、4〜5万円くらいかなあ。まだ熱海までって言われたことことないから、わかんないですけどね」と言う。

運転手を疑ったわけではないが、降車後にネットで料金の概算を見てみると、およそ4万円弱(深夜料金除く)かかるとある。突拍子もない質問にもかかわらず答えてくれた運転手の見立ては正しかったようだ。

もちろん、あまり長距離は走りたくない、という意見の運転手もいる。

photo by istock
 

JR品川駅港南口で乗車したタクシーの運転手に聞いた。

「熱海までは高速と国道で行けるから、時間があればいいですけど、僕は、都市部でないところまでの長距離はお断りするかもしれません。

理由は、ガスの問題です。タクシーはガソリンではなくLPガスで走っていますが、地方で夜中に着くと、近場で燃料を入れられるところが見つからないケースもあります。

実は昔、地方で走っていてあわやガス欠という経験があって、ひどくめんどくさい目に会ったので、それ以来あんまり行かないようにしてるんですよ。会社に迷惑もかけますしね。

あとは、やっぱり勤務時間内に帰れるかどうかが難しいですよね。お客さん降ろして、日の出に間に合わないような時間帯だったら断りますね」

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