「私は奥様公認の彼女」 “自由恋愛”の夫婦に巻き込まれた26歳独身女性を待っていた“ヤバすぎる”結末

平井 仁美 プロフィール

卓也さんの母親は介護施設に入所しているので、なにか緊急であれば施設の人が診てくれているはず。なにかおかしいというような気はしたが、元々家族を大切にしていた卓也さんのことだから、きっと思い違いだと自分に言い聞かせた。

しかしそんなことが何度も続き、さすがにおかしいと思った美咲さんは卓也さんの車にこっそりGPSをつけた。深夜自宅を出た卓也さんの車は、離婚前に家族で住んでいたマンションに向かっていた。翌朝帰宅するなりそれを問い詰めると、卓也さんは衝撃の告白をしてきた。

 

面会の本当の理由

「元嫁が自分の子どもを妊娠している」

卓也さんは「子どもに会う」という理由で、月に数回、離婚前に家族で住んでいたマンションに泊まりに行っていた。別れた奥さんのいる家に泊まるという、普通に考えれば非常識な話だったが、卓也さんの子煩悩を知っていた美咲さんは、何も言わずにそれを受け入れていた。

その間でKさんは新たに卓也さんの子供を妊娠していた。

毎晩かかってくるのはKさんからの電話だったようで、悪阻が酷いというKさんのかわりに子どもの面倒を見に帰っていたらしい。

「付き合った当初から子どもは三人作るという約束があった。浮気ではなく家族としての約束だから受け入れてほしい」という卓也さんの主張。相変わらず事前の説明は一切なく、そんな理由を美咲さんが飲めるはずもなかった。

美咲さんはこの時になってようやく卓也さんの「信じられないほどの身勝手さ」に気付いたという。一見優しくてマメだが、根本的には全ての行動が自分中心。結婚している身でありながら、美咲さんにそれを隠して恋愛関係を継続しようとしていたこと。さらには美咲さんに内緒でKさんとの間に子供を作っていたこと。なにひとつ許されることはない。

そして、ようやく美咲さんは卓也さんとの本当の別れを決意した。

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