「私は奥様公認の彼女」 “自由恋愛”の夫婦に巻き込まれた26歳独身女性を待っていた“ヤバすぎる”結末

平井 仁美 プロフィール

てっきり喧嘩になると思っていたKさん。そんな予想とは裏腹に、一切怒る様子もなく淡々と自由恋愛のメリットを語る卓也さんを前に、「この人と結婚生活を続けるためにはこの人に合わせるしかない」となかば諦めたように「オープン婚」を受け入れたのだった。

そんなKさんの心のひずみが爆発した結果だった。

これをきっかけに卓也さんとKさんは大喧嘩。それから二人は、「そもそも自由恋愛がOKなら結婚している意味がないのでは?」という話になったのだという。夫婦関係を円滑にするために取り入れたオープン婚が仇となり、離婚に至る。まさに本末転倒の結果だった。

卓也さんは優しくマメな性格ではあったが、物事を理屈だけでキッパリと割り切るような面もあった。話し合いの末に夫婦でうまくやっていると思っていた「オープン婚」は、Kさんが「本当の気持ち」を隠した上に歪んだ形で成立していたのだろう。

 

久しぶりの再会、傷心の卓也さん。酒の勢いも手伝って、そのままふたりは美咲さんの家に泊まることになった。その日を境に、美咲さんは再び卓也さんとの交際をスタートさせる。

すぐに新しくふたりでマンションを借りた。卓也さんは「自分を受け入れてくれるのは美咲さんしかいない」というようなことを美咲さんによく話した。美咲さん自身も色々なことを経て、以前より卓也さんとの絆が深まったと感じていた。そんな幸せな生活が一年ほど続いた頃、恐ろしい事実が発覚する。

身勝手な「自由恋愛」

ある時期から、急に電話がかかってきたと思えば「母親の容体が悪い」と言ってすぐに家を飛び出していくようなことが増えていた卓也さん。翌朝にげっそりとした顔で帰宅することもあった。

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