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9月 6日 黒豆の日

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

今日9月6日は「黒豆の日」です。これは9月6日という数字が「黒(96)豆 」と語呂合わせができることから菊池食品工業によって制定されました。

黒豆はその名の通り、ダイズの中でもその皮が黒系統のものを言います。いくつかの品種がこの黒豆に該当しますが、兵庫県の「丹波黒(たんばくろ)」や北海道の「光黒(ひかりくろ)」などが地域の名産品として知られています。

黒豆は主に食用とされ、煮豆にするのが一般的ですが、未熟なものは枝豆にされることもあります。

ファストフードが流行し、野菜を摂る機会も減っているとされる現代では黒豆はあまり日常で見るものではないかもしれません。しかし、この黒豆を必ずといっていいほど見る機会が年に一度だけあります。

新年のおせち料理です。これは「まめに働く」という語呂合わせから来ていますが、おせちに入っているような黒豆を甘く煮付けた料理は、江戸時代に栄えた料亭「八百善(やおぜん)」によって始められたものだとされています(諸説あります)。

もともと、関東では「シワが寄るまで生きるように」とシワができるような煮方をしていました。しかし、現在では関西発祥の「シワがないことは不老長寿の証」という説から由来したツルツルとした煮方が主流になっています。

実はこの黒豆は願掛けだけではない豊富な栄養素を含んでいます。

黒豆はダイズですので当然タンパク質が多く含まれます。また、食物繊維や鉄分なども豊富です。黒豆の調理法のひとつには「黒豆を煮込む際に鉄釘を一緒にいれる」というものもあり、これを行うと黒色が綺麗につくだけではなく、鉄分をより多く摂ることができます。

関連記事:黒豆を「釘」と煮る理由、知ってますか? 科学的おせち料理必勝法

また、これらの栄養素以外にもポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれていることが知られています。

おせち料理というには時期が外れていますが、この機会に黒豆を食べて健康的な体を作るのも良いのではないでしょうか。

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