2021.09.04
# 不動産 # 離婚

7000万円で夢の「注文住宅」を買った夫婦が離婚…「豪邸で貧しい生活」をおくるハメになったワケ

堀井 亜生 プロフィール

離婚することになると、夫婦のどちらも元の家には住みたがらないということが多々あります。家そのものに夫婦げんかやトラブルの記憶が結びついていい思い出がなかったり、そもそも一人で住むために買った家ではなかったりするためです。

そのため、家をすぐに売りに出したり、賃貸に出したりして換価できるかどうかというのは、離婚の段取りの中で非常に重要なポイントになってきます。

しかし、結婚中にマイホームを買う時には、そこまで考えが及びません。終のすみかだと思って買っているため、自分たち家族にとっていい家かどうかだけを考えてしまうからです。

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これが投資物件を買うのであれば、利便性や処分のしやすさを客観的に考慮した上で購入しますが、マイホームの場合は、人生が順風満帆に進んでいくことを前提に物件選びをしてしまうので、処分に融通が利かない家を選んでしまいがちであるというところに落とし穴があります。

上に挙げた事例のように、処分しにくい家を買ってしまうと、離婚したくてもできない、その後の生活設計を立てられないという状況に陥ってしまいます。幸せな結婚生活を送るために買ったマイホームが、結婚生活を終えて次の人生を始めようとする時にも夫婦を縛ってくるのです。夫婦の気持ちは離れているのに、家を売ることもできず、引っ越しもできず、家庭内別居を続けざるを得なくなってしまいます。

もっとも、離婚に限らず、転勤や転職、病気やけがなど、想定外の出来事によってローンを払えなくなったり家を処分しなければいけなくなったりすることはあります。

物件を購入する時は、自分たちにとっていい家かどうかだけでなく、処分しやすいかどうかを考えて検討することがおすすめです。

<離婚の時に困らない家の買い方>
・夫婦で連帯債務者や連帯保証人にならない
・駅から近い
・使いやすい間取り
・汎用性のある物件

 

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