「離婚したけど元気な人」の特徴とは?最近増えている「前向きな離婚」

ミモレ編集部 プロフィール

離婚が前向きである理由3:別れることで、新たな関係になることもあるから


夫婦は離婚したら、それっきりか、というと、そんなにあっさりした元夫婦は意外と少なく、子供がいれば尚更、夫婦ではなくても、子供の父親、母親として、関わっていくことは多いでしょう。
例えば、私の両親は、私が大学生の時に離婚しました。当時はショックでしたし、離婚には大反対だったのですが、今思うと、「いい選択だった」と思うのです。
なぜなら、離婚することで、父も母もお互いに相手に気を使いながら、接するようになったので、むしろ関係がよくなったからです。今では、家族の誕生日やお正月を一緒にお祝いをするくらいです。

 

離婚する前は、お互いに「これで縁が切れることはないだろう」という甘えがあるからなのか、容赦ないキツイ言葉を投げて、喧嘩をしていることが多かったのですが、今は、そんなことをしたら、二度と会えなくなるので、言葉を選ぶし、「もともと“そういう人”だ」と思って、適度な距離を保って接しているところがあります。
もしかしたら、夫婦という関係だと、「相手は私(俺)のもの」という思いがある分、1人の人間として、相手を尊重できなくなってくるところもあるのかもしれません。
別れた今は、本当に嫌だったら、会う義理はない分、「会いたいから会っているんだ」という気持ちも芽生えるものなので、相手を大切に思えるところもあるのでしょう。

なによりも、うちの両親の場合は、「2人で子供を育て上げた」という深い絆があるのも、大きいのかもしれません。
だから、夫婦は別れたからといって、必ずしも「関係が終わる」わけではなく、「元夫婦という“新たな関係”になることもあるのだと思うものです。

離婚は、今よりも幸せになるためにするもの


離婚は、一昔前の「どんなに辛くても、夫婦は添い遂げるものだ」という価値観によって、悪いものだと思いがちですが、お互いに合った“新しい形”に変えるというのは、前向きな選択だと言えるでしょう。
ただし、自分が別れる気はないのに、パートナーのほうが別れたがっている場合は、「前向きな離婚」とは言えないところもあります。
ただ、それがたとえ「相手の気持ちが冷めた」という理由であっても、自分のことを好きではない人と共に生きていくのは、幸せなことではないもの。愛は強要できるものではないので、「どうして、私を愛し続けないのよ!」なんて、文句は言えないですしね……。
離婚を渋るほうは、「相手の愛情がまた自分に戻ってくる」という淡い期待をしているから、別れたがらないことも多いものですが、「それはもう叶わない現実なのだ」と理解できるようになると、このまま続けないほうがいいことは分かってくることも多いでしょう。

別れたがっている相手に対して、しがみついたり、すがったりしないことで、“女のプライド”を守れることもあります。だから、「そんな相手がいなくても、自分は自分の力で幸せになれる」という自信を持って、離れたがっている相手なんて手放してしまったほうがいいでしょう。「“見る目のない相手”と一緒にいても仕方ない。自分がもったいない」くらいに思ってしまったほうがいいのです。

理想を言えば、最終的には、「惚れた相手が、自分と別れたほうが幸せになれると言っているのだから、別れてあげよう」と思えるくらいに心の器を大きくできたら、そんな自分を誇れるし、結果的に「自分のことも大切にする」行為にもつながることもあります。そのときは、「相手に捨てられた」のではなく、「自分が(愛情をもって)相手を手放してあげた」と思えるからです。
このように、“自分が魅力的でいるため”に別れる場合でも、ある意味、「前向きな離婚」といってもいいのではないでしょうか。

「自分に落ち度があって、パートナーに三行半をつきつけられる」とか、「よほど別れたくなくて、離婚調停まで進むケース」はさておき、そうでない場合は、“自分の意志”で離婚届にサインし、ハンコを押すもの。つまり、「勝手に離婚させられる」ことはほぼなく、自分も別れを決意するからこそ、実現するものです。
そして、そのときは、「別れたら不幸になる」ではなく、「別れたほうが、このままでいるよりも楽になれる」と思うことも多いのではないでしょうか。
そう考えると、多くの離婚が未来をより明るくするためにする「前向きなもの」だと言っても過言ではないのかもしれません。ある意味、「人生の軌道修正」ですしね。

「離婚は、今よりも幸せになるためにするもの」。離婚するときは、それくらい前向きな気持ちでいたほうがいいですし、そういう思いで離婚をした人に対しては、「離婚、おめでとう!」と祝福してあげるほうが合っているのかもしれませんね。


コラムニスト・ひかり
2009年に夕刊フジでのコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に書籍『“子供おばさん”にならない、幸せな生き方』(ステップモア)、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA)など。
ブログ「ホンネの “子供おばさん”日記」と4コマ漫画「子供おばさん」で、アメブロ公式トップブロガーとして活動。コラム執筆の他に、数々の有名俳優のインタビュー取材を行っている。 

ホンネの “子供おばさん”日記:https://ameblo.jp/olhonne/
4コマ漫画「子供おばさん」:https://ameblo.jp/kodomoobasan/


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